伐木造材作業特別教育を開催しました
令和3年1月21日、22日の2日間で伐木造材作業特別教育を開催しました。
会員からの要望もあり、冬場屋外での実技講習を安全にできる場所を心配していたのですが、会員(株)根城グリーン建設様に相談したところ、学科及び実技での2日間会場をお借りすることを了承いただけましたので、検温、手指消毒、換気等新型コロナウイルス感染拡大防止策をとり無事に18時間のカリキュラムでの特別教育を実施することができました。
18時間カリキュラムでの受講者は11名でしたが、大江講師の講義に真剣に耳を傾け、実技では下肢切創防止用保護衣の着用からはじまり、チェーンソーの正しい扱い方、正しい目立ての方法など受講者が納得いくまでチェックをしてもらうなど、積極的な受講者が集まった教育となりました。
テキストにもソーチェーンによる被災割合を表した図がありますが、大腿から足首にかけてが被災件数の60%に達しているとあるので、下半身を防護することで事故はだいぶ防ぐことが可能になるのではないでしょうか・・・
安衛法第485条【下肢の切創防止用保護衣の着用】と下肢切創防止用保護衣の着用が義務化されましたので、チェーンソーを用いて行う伐木の作業又は造材の作業を行う時は、保護衣を着用し安全作業でお願いします。